日々つれづれ
019 Road to Jeuno.

エル客:「えっと〜、、、、モンスター?え?うーん、、、、包丁?包丁、あっチョップ!?チョップ!チョップくん!うん、チョップくん、、、が、、、、?」
店員:「う〜ん、何かしら、、、?おしゃれマダム?何?はりきりミセス?」
店主:「いや、ちがうじゃろ。う〜〜む、おっ、シロガネーゼ?シロガネーゼじゃな?」
ヒュム客:「ん〜、扉?、、、ドア?、、、、戸?と?と!、、、チョップくんがシロガネーゼ、と、、、、、?一斉摘発?え?営利誘拐?あ、デート?デート!」
エル客:「、、、、、、は、置いといてぇ?」
店員:「えとぉ、、、よっしゃぁ?え?イノキ?イノキ!ちがう?何?」
店主:「ガチョーン?パチンコ?う〜ん、宗教の勧誘?う〜〜〜ん、、、」
ヒュム客:「はらいた?、、、えっと、、、腹式呼吸?なんだろう?変身ベルト?」
店員:「あっ!ハンドル?え?ドライブ?、、、、移動?行く?行く!行くなのね?」
店主:「まとめるとなんじゃ?『イノキがちょっといいですかぁ、と言いながら変身ベルトを身に付けて行く?』うむ、わけがわからんのう、、、、う〜む。」
ヒュム客:「わかった!『これから気合いを入れてジュノに行きます!』、、、でしょ?」
チョプ:「ハイ!アナタ正解!
みゆき:「ゼスチャーわかりにくいっつーの!で、ナニ?ジュノ行くの?」
チョプ:「うん、そろそろ俺もジュノを目指す年ごろかな〜なんて急に思ってね。」
みゆき:「ジュノまでの道のりはきびしいわよ。きをつけてね。」
チョプ:「おう!しばらくサンドリアには戻って来れないかもしれないけどみゆきも体に気をつけてな。じゃあ行ってくる。」
チョプ:「じゃあな〜〜〜!
こうしてチョップくんはサンドリアを飛び出した。現在のレベルは19。防具もリザード系のものに変えた。チョップくん重装甲ヘヴィ化計画は着々と進む。目指すはジュノ大公国。ようやくチョップくんもここまで成長してきた。さあがんばれチョップ。ゼスチャーゲームの意図は分からないけれど。

少々補足説明をしよう。FF11において冒険者達がスタート地点として選べる国は3つ。チョップくんが選んだバストゥーク共和国。チョップくんが斧を買うためにやってきたここサンドリア王国。まだ行った事の無いウィンダス連邦。そしてその他にもう一つ大きな国がある。3国の中心に位置し、ヴァナディール最大の都市であるジュノ大公国。ここには様々な物、文化、知識、情報などが集まってくる。伴い、冒険者達も集中するのだ。一定のレベルに達した者達はすべからくここを目指すのである。

ちなみにチョップくんが行った街及び、これから回るであろう街を順に記していくとバストゥーク→サンドリア→セルビナ→マウラ→ジュノ→ウィンダスとなる。プレイヤーひとりひとりが各々の冒険をしているわけだから一概には言えないがこの訪問ルートというのはあまり一般的ではないように思う。あなたはどんな順番でしたか?

さて、はりきってサンドリアを後にしたチョップくん、ロンフォールの森を走る足取りも軽い。しかしその道中は決して平坦なものではない。パーティーを組んでジュノを目指すとなれば話は別だが今回チョップくんは突然思いつきでジュノを目指してしまったのでソロでの進行となる。現在のレベルでは途中から全く敵にかなわなくなるのだ。ではどうするか?答えは簡単だ。見つからないようにする!逃げる!イッツシンプル。プレイヤー達の間で「メタルギア戦法」と呼ばれる方法である。しかし言うは易し行う難し。コレが大変ナノダ。
とりあえずロンフォールを抜けラテーヌ高原に入ったチョップくん。レベル19ともなればラテーヌ高原恐るに足らず。ここは何の問題もなく着々とジュノに近づいていく。問題なのはここからだ。ジャグナー森林からバタリア丘陵を抜ける道程である。チョップくんにとっては未開の地である。歩みを止め深呼吸をする。オーケー。あのハングリーな時代を思い出せ!電車代がもったいないからといつも新宿から渋谷まで歩いていたあの日々を!エアーの部分がすりきれて、もうクッションとしては何ら役目を果たしていないのに「コレお気に入りのモデルだから」と自分をごまかしてエアフォースを履き続けていたあの日々を!夕方5時50分頃に西友を訪れ、「おつとめ品」シールが貼られるのを粘り待ちしたあの日々を(半額以下は当たり前)!改めて気合いを入れ直しジャグナーの森に飛び込んだ。ヨシ、ゆくぞジャグナー!
とイケイケのノリでつっこんだジャグナー森林。なんだこりゃ!樹木で前がぜんぜん見えません。瞬時に気持ちがしぼんでゆくのが手に取るようにわかる。ヤバイ。死にたくない。一気に弱気モードに突入である。ぶるぶるぶる。

とにかく細心の注意を払いながら前に進む。敵を素早く見つけるためコントローラー十字キーの右ボタン左ボタンを連打しながらの進行だ。もし敵がいればターゲットカーソルがすぐに反応するというわけだ。カチャカチャカチャカチャ。

と、いた〜!フォレストタイガー!危険危険!もし奴に攻撃されたら死は確実である。チョップくんが取れる唯一の方法は逃げることだけだ。頼む。見つからないでくれ。
ジャグナー森林のほぼ中央にはアウトポストが存在する。そこまで行けばホームポイントを新たに設定できる。そうすれば仮に、もし死んだとしてもジャグナー森林のアウトポストの位置からやり直す事ができる。だが今死んでしまえばまたサンドリアに逆戻りなのである。逃げるんだチョップよ!

虎の魔手をすりぬけ森を進む。なにぶん初めての場所なのでどの敵がアクティブな敵なのか判断がつかない。とにかく敵の姿を見つけたらすぐに回避行動。ジュノはまだまだ遠い。

ヨシヨシヨシヨシ!アウトポストが見えてきた。

ソレー、ダッシュだ〜〜〜!

ウワー、オークだ〜〜〜!

一瞬も気が抜けない。アウトポストを目前に死んでたまるか!チョップくんは建物の後ろに回り込み、オークの死角となる方向から接近を試みた。うまい具合にオークは逆方向に向かっていった。よ〜し。ホームポイントの設定だ!

って、う〜〜わぁ〜〜〜〜!獣人支配ぃ!?
ホームポイントの設定はデキマセヌ。うああああ、もう絶対死ねないッス。ぬあぁぁ!
あはんあはん。右にゴブリン、左にキノコ。行くも地獄、戻るも地獄。まさにメタルギア。じっくりと相手の動きを見計らい、一気に危険地帯を駆け抜ける。

胃が痛くなるような緊張感の中、ようやくジャグナー森林を脱出。ふう。つかの間の休息。
新たにチョップくんの目に飛び込んできたのはバタリア丘陵だ。このバタリアを抜ければジュノだ。しかーし、、、、、、、

このモンスターの密集度はどういうことだ?ウエルカムパーティか?むはー!
上のSS画面内だけでトンボ3匹、虎1匹、ゴブリン1匹というウエルカムっぷり。この密集地帯の真ん中を抜けていくだけの勇気はチョップくんにはありません。壁ぎわ(正確には山ぎわなのか)をとにかくゆっくり進みます。牛歩です。モチロン左右はカチャカチャしっぱなしなのです。
左前方に虎発見!回避せよ!
ジリジリと本当に一歩一歩進んでゆく。サンドリアを発ってから2時間が経過。街ひとつ移動するのにこんなに時間をかけたゲームは生まれて初めてである。びっくり。

緊張を保ったまま進むことしばし。まだか!?ジュノはまだなのか!?

み〜え〜た〜ぞ〜〜〜!

心の中では俺ハーモニックオーケストラが高らかにファンファーレを鳴り響かせる。妄想観客たちは皆スタンディングオベーション、ブラボーの嵐だ。仮想俺国では仮想俺が仮想サーの称号を仮想授与というくらいのイキオイで歓喜である。うれし〜〜!どんどんチョップくんのヴァナディールが広がっているのだ。うはははは。

バタリア丘陵からジュノ大公国に飛び込んだチョップくんの目に映ったのは、、、、、

巨大な街。ジュノ初上陸!

ああ、全てが新鮮です。街の構造もわからなければどのNPCがどんな役割を持っているのか全くわかりません。わからないからこそ顔はニコニコ。ジュノに来た実感を噛みしめます。

さて、チョップくんがジュノを目指した理由のひとつにコレがあったのです。コレとは?

これだ〜!チョコボー!
そうなのです。チョコボに乗るためにはチョコボクエストを受けなければならず、そのチョコボクエストはジュノでなければ受けられないとパーティープレイの際に聞いていたのだ。

チョコボ、、、、チョコボ、、、、、冒険開始時から両手斧に続きチョップくんのあこがれだったチョコボ騎乗。日々つれづれ「003たんけんぼくのまち(後編)」で誓いを立てたチョコボである。
地面をドスドスと走るガルカの横をさっそうと駆け抜けるチョコボに乗った冒険者達を見て何度あこがれた事だろうか?嗚呼チョコボよ。

いたいた黄色い顔のニクイ奴。お、あのオッサンがチョコボの人か?
チョップ:「ども〜、チョップって言います。チョコボに乗るため2時間半かけてサンドリアからやってきました〜。早くクエスト受けさせてください!ね、ね、ダンナ!」
オッサン:「ふむ、残念じゃがチョコボクエストはレベル20からしか受けられんよ。」
チョップ:「え?」
チョップ:マジデスカー!?クキェー!

と、チョコボを使っておどけてみたところで状況は変わりませんでした。あと1レベルあげなければいけなかったようです。嗚呼チョコボよチョコボ、、、、、。

チョップ:「ううう、まだ駄目なんだってさ。うう、もうちょっと待っててな」
チョコボ:「くぇ?」
ジュノについた喜びもつかの間、レベル不足という現実に打ちのめされたチョップくん。でもわずかあと1レベルじゃないか!がんばれチョップ!レベルを上げてクエストを受け、見事にチョコボを乗りこなす姿を僕らに見せておくれ。待っているよ!

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