日々つれづれ
026 自己鍛練

チョップ:「薬の力を借りて状況を変えたところでそれは本当の解決じゃないんだよ!」

前回、媚薬でミキの心をつかもうとしていたチョップくん。一転して媚薬批判を始めたようだ。勘のいい方はお気づきになるかもしれないが、無論、室伏広治の発言に影響されまくってしまったことは言うまでもない。ノーモア薬物、ノーモアドーピング。エンジョイクリーンスポーツ。言っておくがオリンピックが終わったばかりなのでこんな話題で成立するが、1年もたたないうちに「あ〜、そんな事もあったっけか?」という事になってしまうので時事ネタ、流行ネタ、CMネタには細心の注意が必要である。すぐ風化しちゃうから。

ということで、、、、、、、「セガサターン、シロ!」、、、ほら、わけわかんない。

とにかく改心したチョップくんはミキのもとを目指す。
素直に謝罪→和解→復縁のコンボ狙いだ。
チョップ:「そうさ、俺が悪かったんだよ。ミキ、ごめんな。やっと気付いたよ。」

勢い良く階段を駆け上がるガルカ。

チョップ:「はぁはぁ、、、、、、よし、心の準備はできた!いくぞ!」

チョップ:「お〜〜い、ミキー、ミ」

ミキ:「やだぁ〜あははは、あなたとっても上手だわ。」
???:「そうかい?じゃあこれでどうだ!?」

チョップ:「!?」
部屋の中はミキだけではないようだ。

チョップ:「むむむ?」

ミキ:「だめだめ、もっと腰を上手に使って、、、、そう回して、回して!」
???:「こうか?これでいいのか?」
ミキ:「やだ、シド工房長ったら、、、もう!」

ビシィィッ!

チョップ:「そ、そんな、、、、そんな、、、、、、」

チョップくんに走る閃光一筋!

チョップ:「ふぐぅっ、、、うぐ、、、うぐ、、、、、うええぇ、、、、」

マジ泣きだ、激ヘコミだ、体操男子(JPN)並みの衝撃だ。(相当見てましたよ、アテネ)
自分の目の前で起こっているであろう出来事を理解したチョップくんは相当なダメージを被った。すさまじくヘヴィな一撃だった。
しかし世の中、何がきっかけで物事がうまく動くか分からないものである。なんとチョップくんがこの出来事には前向きに対処する所存のようなのだ。

チョップいわく「自分を変える時だ、これが転機なんだ」との事。自分を磨き直すのだそうだ。自分を磨いて自分の魅力をもっと引き出すという思いらしい。

民家の前で涙をふいたガルカは自分のモグハウスへと引き返した。

民家の中ではミキとシドが2人でフラフープに興じていた。くるくるくるくる。

モグハウスに戻り、おもむろに白魔導師にジョブチェンジするチョップくん。
今までの魔法の使えないガルカを卒業したいらしい。魔法ジョブもきちんと育てようという気持ちが生まれたようだ。「サポジョブはエスパーです。」などとほざいていたガルカはもういない、、、、、、。

ジョブチェンジが終わると初期装備に着替え、競売所で何かを購入したチョップくん。
白魔導師修業は本気のようだ。

チョップ:「購入しましたのはまず〜〜〜〜、、、、、、、、」
チョップ:「ケ・ア・ル〜〜〜」

チョップくんはケアルを使用した。
チョップくんはケアルを覚えた。

チョップ:「そして更に〜〜〜〜、、、、」

チョップ:「オニオンロッド〜〜〜ッ!」
チョップ:「ホームポイントを設定しなおして〜、、、、」
チョップ:「それいけ〜!」

と、一通りの準備をしてチョップくんは南グスタベルグへと飛び出した。白魔導師チョップ始動である。

チョップ;「生まれ持ったガルカの強靱な肉体と回復魔法の能力がそろえばかなりパーフェクトですよ。うふふふ、俺の強さをみんなに、お!?亀はっけーん!ヨシャ!」
チョップ:「お命頂戴!キエーッ!」

オニオンロッドを握り、勢い良く亀に飛びかかるチョップくん。

ビシィッ!

チョップ:「オラァッ、どうじゃぁあ〜〜っ!」
亀:「グワァウ、ガァァアアアッ!」

怒り猛った亀がチョップくんに斬り掛かる。大きなダメージがチョップくんを襲う。すぐにHPが黄色表示になる。しかしチョップくん少しも慌てず、、、、、、

チョップ:「ケアル〜!」
亀:「グワッ?」

見たかガルカの初ケアル!チョップくんのケアルに驚きの表情を見せる亀。怒りは更に大きさを増し、より激しい一撃を繰りだしてくる。またすぐにHPが黄色に変わる。しかしチョップくん少しも慌てず、、、、、、

チョップ:「ケアル〜!」
亀:「グワッ?」

チョップくんの回復、亀の攻撃、、、、、一進一退の攻防が続く。再度黄色くなるHP表示。しかしチョップくん少しも慌てず、、、、、、

チョップ:「ケア、、、、あれ?、、、ケアル、、、、、あれあれ?」

発動しないケアル、執拗に繰り返される亀の攻撃。チョップくんの残りHPはぐんぐん減っていく。

チョップ:「おい!ケアル〜!ケアルだってば!何で発動しない、、、おわっ!」

焦り目をやるMPゲージ。残量ゼロ。ゼロ?

チョップくんのこの時点での最大MP値は16であった。それが何を意味するか。ケアルを2回打ったらMPがゼロになるということである。と、こんな事を考えている間も亀の攻撃は続く。こうなると残された手段はひとつしかない。

逃走。
Run away.
が、
But…
死亡。
Dead.
当然、
result…
ホームポイント。
Homepoint.
ホームポイント。

チョップ:「、、、、、、、、、、、、、、、、あー、、、、、、、、、、、、、。」

チョップ:「あれだな、、、、白魔導師って難しいよな、、、、。また今度やろうっと。」
あきらめんのはえ〜って、チョップ。改心したんじゃなかったのか?
いつものチョップであればここで/cryモーションとともに「え〜んえ〜ん」と大泣きをしているところであろう。しかし今日のチョップは違っていた。まだなにやらたくらみがあるようなのだ。
チョップ:「自分を磨いて魅力を上げるのは大変だから他の方法でいこう。うん。えっと〜、モテる条件ってやつを改めて考えてみると、、、、、高学歴、高収入、高身長、、、あとは何だろ?オシャレであることとか、、、、、、あ、カッコイイ車か!イカシタ乗り物だ!これだ!これで女はメロメロだろ!?よ〜し、そうと決まれば、、、、」

しばしの放心の後、チョップは何やら行動を開始した。
またいつものチョップ妄想(暴走?)がはじまってしまったようにも思えるがまさかねぇ。「自分を変える、これが転機」と豪語したのだから、、、、、まさか、、、ねぇ。

チョップくんの改心度合を信じつつ再び行動を追ってみることにしよう。

チョップ「ふんふふ〜〜〜ん♪」

ホームポイントを背にし鼻歌まじりで移動を開始するチョップくん。
モグハウスでジョブを戦士に戻し、目指した先は、、、

チョコボ厩舎であった。
エル姉:「あら?いらっしゃい何か御用?」
チョップ:「うむ、チョコボを借りたいのだが、、、」
エル姉:「お金さえ頂ければお貸しするわよ。あなたはもうチョコボ免許証も持っているようだしね。」
チョップ:「うむ、感謝する。では、、、、、、、」
チョップ:「コイツだ、コイツを鍛えてカッコイイチョコボにしてやる!」

え?

チョップ:「名前は、、、そうだなぁ、、、『フェラーリ』、うん、お前フェラーリな。」

ええっ!?

チョップ:「じゃあ借りていくね〜、よいしょっと。」

チョップくんはフェラーリにまたがると南グスタベルグへ飛び出した。暴走が急加速を始める。こうなるともう誰にも止められない。自然落下の等加速度運動の如く、、、、。

すなわち、図で表すとこういう事である。

加速度a=v/t

暴走度合x=v・t/2=at/2

チョップの常軌を逸した行動は時間の経過と共に度合いを増す。それを時間t、奇異行動vとしてグラフに表すと図のように右上がりの直線となる。
時間と共に奇異行動の増す割合(グラフの直線の傾きv/t)を加速度aとする。
加速度aが直線で表されるということは等しい加速度を保ちながらチョップの奇異行動が加速されていくという事を表しているのである。
(ただし加速度a直線は無限ではなく、ある一定の値に達すると崩壊し、v値はゼロ方向に急減速する。即ちこれは臨界点に達した感情が崩壊することを表す。)

では実際に「暴走度合x」にあたる部分を確認しよう。
チョップ:「おいフェラーリ、俺がお前を鍛えてやっからな。まずはお前の肉体改造だ。ばっちりシェイプされた体を作ってやるよ。んじゃスクワット開始ね。」
フェラーリ:「ク、クエェ〜?」
チョップ:「ほら!さっさと始める!」
フェラーリ:「クエ〜、、、」
チョップ:「それっそれっそれ!イッチニ、イッチニ!もっと早く!」
フェラーリ:「クエックエックエッ!」
チョップ:「ほれほれ、もっとシャキシャキ動かんかい!ほれ!」
フェラーリ:「クエックエックエックエッ」
チョップ:「筋トレは疲れてからの追い込みが大切なんだよ!オラ、もっともっと!」
フェラーリ:「ク、ク、クエ、クエ、エェ、、、、クッ、、、」
チョップ:「ん?なんか言いたいことあるのか?」
フェラーリ:「クエ!クククエック、クエェクエクエク、クエックエッ!クエ!」
チョップ:「なに?はらが減った?なんだよ、ワガママな奴だなぁ、、、じゃあ、ホレ。」
チョップ:「ホレ、食え。」
フェラーリ:「ク、、、、、、、、、エ、、、?」
チョップ:「遠慮すんなって、鳥にはミミズだろ?
食えよ!食えって!
フェラーリ:「クェ、、、、、、クククゥ、、、、、、」
フェラーリ:「クキエェ〜〜〜ッ!」
チョップ:「うわ、コイツホントにミミズ食っちゃったよ、うわ〜〜」
フェラーリ:「ボエ〜、ボエ〜、、、、、、ックウ」
チョップ:「ナニィ?水を飲ませろ?、、、ったく、手間のかかるヤツだなぁ、、、、」
チョップ:「ホレ、飲め!」
フェラーリ:「クエエックエック?クエェ!(これ温泉じゃん?むりっすよ!)」
チョップ:
「飲めぇ〜〜〜〜!」
フェラーリ:「ゴフッゴフッ、、、、ゲーッ!」
チョップ:「おお、うまいか?そうか。」
フェラーリ:「クゥエ〜ン、クゥエ〜ン、クックッ、クゥエ〜〜〜ン」
フェラーリ:「(はぁっはぁ、、、もう、、、、だめだ、、、、)」

チョップ:「ホラー、次のトレーニング行くぞ〜」

チョップ:「なんか俺も疲れてきちゃったなぁ〜、、、、」

フェラーリ:「(い、今だ!)」

フェラーリ:「ダッシュ!」

チョップ:「おわっ!?」

チョップまてコラーッフェラーリィーッ!」
フェラーリィーッ
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
フェラーリィーッ!
チョップ:「、、、、、、、、、、、、フェ、、、、ラーリ、、、、、、、、、、。」
やはりチョップくんはチョップくんだったもようだ。自分を変えようなどと軽く思ったところでそう簡単にはいかないものである。

ただし自分を磨こうとする心がけはまちがってはいないぞ、チョップ!
ひとまわりもふたまわりもデカくなってその姿をミキに見せつけてやれ!いや、物理的にって意味じゃねえよ、チョップ!

Copyright (C) 2003 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送