前回、媚薬でミキの心をつかもうとしていたチョップくん。一転して媚薬批判を始めたようだ。勘のいい方はお気づきになるかもしれないが、無論、室伏広治の発言に影響されまくってしまったことは言うまでもない。ノーモア薬物、ノーモアドーピング。エンジョイクリーンスポーツ。言っておくがオリンピックが終わったばかりなのでこんな話題で成立するが、1年もたたないうちに「あ〜、そんな事もあったっけか?」という事になってしまうので時事ネタ、流行ネタ、CMネタには細心の注意が必要である。すぐ風化しちゃうから。
ということで、、、、、、、「セガサターン、シロ!」、、、ほら、わけわかんない。
勢い良く階段を駆け上がるガルカ。
チョップ:「はぁはぁ、、、、、、よし、心の準備はできた!いくぞ!」
ミキ:「やだぁ〜あははは、あなたとっても上手だわ。」 ???:「そうかい?じゃあこれでどうだ!?」
チョップ:「!?」 部屋の中はミキだけではないようだ。
チョップ:「むむむ?」
ミキ:「だめだめ、もっと腰を上手に使って、、、、そう回して、回して!」 ???:「こうか?これでいいのか?」 ミキ:「やだ、シド工房長ったら、、、もう!」
チョップ:「そ、そんな、、、、そんな、、、、、、」
チョップくんに走る閃光一筋!
マジ泣きだ、激ヘコミだ、体操男子(JPN)並みの衝撃だ。(相当見てましたよ、アテネ) 自分の目の前で起こっているであろう出来事を理解したチョップくんは相当なダメージを被った。すさまじくヘヴィな一撃だった。 しかし世の中、何がきっかけで物事がうまく動くか分からないものである。なんとチョップくんがこの出来事には前向きに対処する所存のようなのだ。
チョップいわく「自分を変える時だ、これが転機なんだ」との事。自分を磨き直すのだそうだ。自分を磨いて自分の魅力をもっと引き出すという思いらしい。
民家の前で涙をふいたガルカは自分のモグハウスへと引き返した。
民家の中ではミキとシドが2人でフラフープに興じていた。くるくるくるくる。
ジョブチェンジが終わると初期装備に着替え、競売所で何かを購入したチョップくん。 白魔導師修業は本気のようだ。
チョップくんはケアルを使用した。 チョップくんはケアルを覚えた。
チョップ:「そして更に〜〜〜〜、、、、」
と、一通りの準備をしてチョップくんは南グスタベルグへと飛び出した。白魔導師チョップ始動である。
オニオンロッドを握り、勢い良く亀に飛びかかるチョップくん。
チョップ:「オラァッ、どうじゃぁあ〜〜っ!」 亀:「グワァウ、ガァァアアアッ!」
怒り猛った亀がチョップくんに斬り掛かる。大きなダメージがチョップくんを襲う。すぐにHPが黄色表示になる。しかしチョップくん少しも慌てず、、、、、、
見たかガルカの初ケアル!チョップくんのケアルに驚きの表情を見せる亀。怒りは更に大きさを増し、より激しい一撃を繰りだしてくる。またすぐにHPが黄色に変わる。しかしチョップくん少しも慌てず、、、、、、
チョップくんの回復、亀の攻撃、、、、、一進一退の攻防が続く。再度黄色くなるHP表示。しかしチョップくん少しも慌てず、、、、、、
発動しないケアル、執拗に繰り返される亀の攻撃。チョップくんの残りHPはぐんぐん減っていく。
チョップ:「おい!ケアル〜!ケアルだってば!何で発動しない、、、おわっ!」
焦り目をやるMPゲージ。残量ゼロ。ゼロ? チョップくんのこの時点での最大MP値は16であった。それが何を意味するか。ケアルを2回打ったらMPがゼロになるということである。と、こんな事を考えている間も亀の攻撃は続く。こうなると残された手段はひとつしかない。
チョップ:「、、、、、、、、、、、、、、、、あー、、、、、、、、、、、、、。」
しばしの放心の後、チョップは何やら行動を開始した。 またいつものチョップ妄想(暴走?)がはじまってしまったようにも思えるがまさかねぇ。「自分を変える、これが転機」と豪語したのだから、、、、、まさか、、、ねぇ。
チョップくんの改心度合を信じつつ再び行動を追ってみることにしよう。
ホームポイントを背にし鼻歌まじりで移動を開始するチョップくん。 モグハウスでジョブを戦士に戻し、目指した先は、、、
え?
チョップ:「名前は、、、そうだなぁ、、、『フェラーリ』、うん、お前フェラーリな。」
ええっ!?
チョップ:「じゃあ借りていくね〜、よいしょっと。」
チョップくんはフェラーリにまたがると南グスタベルグへ飛び出した。暴走が急加速を始める。こうなるともう誰にも止められない。自然落下の等加速度運動の如く、、、、。
すなわち、図で表すとこういう事である。
暴走度合x=v・t/2=at2/2
チョップの常軌を逸した行動は時間の経過と共に度合いを増す。それを時間t、奇異行動vとしてグラフに表すと図のように右上がりの直線となる。 時間と共に奇異行動の増す割合(グラフの直線の傾きv/t)を加速度aとする。 加速度aが直線で表されるということは等しい加速度を保ちながらチョップの奇異行動が加速されていくという事を表しているのである。 (ただし加速度a直線は無限ではなく、ある一定の値に達すると崩壊し、v値はゼロ方向に急減速する。即ちこれは臨界点に達した感情が崩壊することを表す。)
チョップ:「ホラー、次のトレーニング行くぞ〜」
フェラーリ:「(い、今だ!)」
チョップ:「おわっ!?」
ただし自分を磨こうとする心がけはまちがってはいないぞ、チョップ! ひとまわりもふたまわりもデカくなってその姿をミキに見せつけてやれ!いや、物理的にって意味じゃねえよ、チョップ!
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