日々つれづれ
021 ♪ソ〜ミドミソミド ミ ド ミ〜

チョコボ騎乗を可能にするためのクエストを受けたチョップくん。しかしそのクエストは現実時間で最低でも6時間はかかってしまうというやっかいなものだった。
チョコボになついてもらうため1時間おきにゴセビの野草を食わせつつ、ジュノの街で必死に時間をつぶしていた。
チョップ:「まだまだ乗れませんな、、、、、、。」
茶髪ガル:「、、、、、、、、、、、そうですな。」
チョコボ:「クエッ?」

街行く冒険者達をよそに相変わらず初期装備ガルカと話しこむチョップくん。しかし相手はNPC。向こうから話題の提供は全く無い。こちらのヒマを埋めようなどというサービス精神は皆無なのだ。さすがにこの状況にも飽きてきたチョップくん、あまりある時間をつぶそうと、、、、、、、、、、

チョコボのしりこ玉を抜いて遊んでみたり、、、、、、、、

チョコボ:「クッ、クエエエェェッ!!

チョップ:「恐がることはありませんよ、、、、、、。さぁ。」
ルルデの庭の奥で使用人をベッドに誘ってみたりしながら時間をつぶしていた。

こんなことを繰り返しながらとうとう4回の餌やりを終了させた。チョコボクエストのクリアーである。ついに、、、、、ついにこの日がやってきたのだ!チョップくんは一度モグハウスに戻り初期装備から通常の装備に着替え、チョコボ厩舎のブルータスのもとへ急いだ。

なお余談だが、使用人からモノスゴイ勢いでベッドインを拒否されたのは言うまでもない。

チョップ:「はあっ、はあっ、はあっ、、、、、」
チョップ:「やったぜ〜、いよいよあのチョコボに乗れるよ〜!うはは。やばいなぁ、マジどっきどきだよ〜。うああぁ、楽しみだな〜っ!」
チョップ:「はあっ、はあっ、はあっ、、、、、、」
チョップ:乗せれ〜〜〜っ!

ブルータス:「ま、まあいいだろう。紆余曲折はあったがチョコボもお前になついたようだしな。よし、お前にチョコボ免許をやろう。」
チョップ:「オッケーーー。サンクスおっさーん!いよ〜し、早速!」

ぎいぃっ、バタン。

エル姉:「あら?馬鹿ガルカのあなたが免許をよく取得できたわね。本当はあなたにだけは乗せたくなかったんだけど、、、、チッ、しょうがないわね。じゃあ、、、、、、、、ここからチョコボに乗って旅に出ることができます。料金は680ギル。チョコボに乗りますか?」
チョップ:乗せれ〜〜〜っ!

エル姉:「じゃあこのチョコボに乗っていきなさい。チョコボに無理はさせないように。」
チョップ:「おうよ、それじゃあな!」

かくしてチョップくんはチョコボ騎乗の瞬間を迎えた。FF11を始めて約1ヶ月。ようやくこの日がやってきた。

エルヴァーンのチョコボ係に料金を支払うと、チョコボにまたがるショートムービーが流れ、画面がブラックアウトする。そしてデータダウンロードの文字が表示された。

緊張、歓喜、期待、不安、、、、、、、。様々な感情が入り交じる中、チョップくんはジュノ上層からバタリア丘陵に身を躍らせた。もちろんチョコボで、である。

データダウンロードが終わり、バタリア丘陵のフィールドが画面に表示される。と、瞬間、チョップくんの耳に聞き覚えのあるメロディーが飛び込んできた。FFシリーズを経験したことのある人ならば必ず覚えているであろうそのメロディー。チョコボのテーマである。

♪ソ〜ミドミソミド ミ ド ミ〜

はは。不意な音のプレゼントに思わずニヤリだ。自然と歌詞が口をつく。(※1)

♪チョッコボチョコチョコ
ちょっ
こっ
ぼ〜〜〜〜っ♪
うっひょぉ〜〜〜っ!やった〜!乗ったぞチョコボ〜!

チョコボにまたがるチョップくん。その勇姿にいやがおうにもテンションはあがる。嬉しい。文句無く嬉しい。グスタベルクで、コンシュタット高地で、バルクルム砂丘で、ラテーヌ高原で、、、、、、冒険者達がチョコボを繰る姿を見て羨望の眼差しを送っていたあのチョップくんが今、チョコボにまたがっているのだ。ニコニコ顔で鼻歌を歌いつつコントローラーの左スティックを前方に倒す。たたた、と走り出すチョコボ。風景が後方に流れる。

おぅっ、うおぉ!速い速い!自分の足で走っていた時とはまったく違ったスピードで画面が後ろにスクロールしていく。チョコボに乗っている冒険者達はこんな感覚を味わっていたのか!スゴイスゴイ!単純にフィールド上を走っているだけなのだか喜びがあふれ出してくる。ヨシヨシヨシヨシ。

実は今回チョップくんがチョコボに乗ったのは試乗の意味だけではない。目的地があるのだ。ヴァナディールの4大国の中で唯一チョップくんが未だ訪れていない国、ウィンダス連邦だ。

どきどきしたままウィンダスを目指す。まずはバタリア丘陵からロランベリー耕地を経由しソロムグ原野へとチョコボを走らせる。

ここからウィンダスまでの道のりは全てチョップくんにとって初めての道のりだ。つまり見る風景全てが初めてなのである。

チョップくんのチョコボ初騎乗を祝うかのように真っ青に晴れ上がったソロムグの空の元を、颯爽と駆け抜けていく。

チョコボのテーマに後押しされチョップくんは進む。あっという間にソロムグ原野を抜け更なる未開の地、メリファト山地へとエリア移動する。
アリゾナを思わせる荒れた土地と、サボテンのような植物が印象的なメリファト山地である。見る風景全てが新鮮だ。

チョコボ移動の場合、徒歩移動の際には無い利点がいくつか存在する。移動速度が速いというのはもちろんだがもうひとつ大切な利点がある。どんなに強い敵がいても決して襲われる事が無いのだ。つまり、、、、、、、、、

戦ったら全くかなわないゴブリンにこんなに近づいても大丈夫!もし徒歩であったならば今のチョップくんではソロムグ原野を通過する事もかなわないのだ。すごいぞチョコボ。
メリファト山地のマップ中央辺りにある大きな骨のようなストラクチャーの下を抜け次のエリア、タロンギ大峡谷へと進む。
タロンギ大峡谷に入りまず目に飛び込んできたのはコンシュタット高地やラテーヌ高原でも目にした、骨で出来た城のような建物だ。今まで見た2ヶ所にはそれぞれデム、ホラと呼ばれるクリスタルがあった。と言うことはここにも、、、、、、、、、、、
あった!しかしクリスタルをチェックするにはチョコボから降りなければならない。でも降りるのが面倒くさいので今回は目視するだけである。クリスタルのチェックは次の機会に譲る事にする。クリスタルに背を向け再びウィンダスにむかって走り出す。
先を急ぐチョップくんが前方に目を向けると何やら大きな影が、、、、、、、、。
うおっ!なんだコイツは、、、、、!?
ターゲットカーソルを合わせてみると「Wild Dhalmel」と表示された。ははあ、噂に聞いたダルメルというのはコイツのことか。なるほど、冒険者達がキリンと呼ぶのもうなずける。非常に興味はあるものの今は戦闘をする時ではない。ウィンダスに行くのが目的なのだ。チョップくんはまたウィンダスにチョコボを向ける。
ジュノを飛び出した時には昇ったばかりだった太陽も今は地平線の向こうに沈もうとしている。チョコボに乗れるようになったことで一気に広がったチョップくんのヴァナディール。日の出から日暮れまで走ってもなお見知らぬ土地は続く。
これほどまでに広大な世界に何千人もの人間が集い、偶然の出会いをする。おそるべしFF11。
チョコボに乗れた感動のせいなのか、はたまた夕暮れのオレンジのせいなのか、妙に感傷的になったおセンチガルカは今回の道程の最終エリア「
東サルタバルタ」へと足を踏み入れた。
ウィンダス連邦のお膝元、東サルタバルタには今までに見た事の無い生態系が広がっていた。チョップくん独特の感想なのかもしれないが、この風景を初めて見た瞬間、古代にタイムスリップしたかのような感覚を抱いた。大きな実をつけた見た事の無い大木から古生代の植物を連想してしまったのだ。(ウィンダス出身のフレンドにこの話をしたところ、「自分はそんな風に感じたことは無かったが言われてみるとそういうふうにも取れるね」との事だった。)

しばらく走ると陽は完全に落ち、辺りはすっかり夜のとばりに包まれた。
月明かりに照らされたサルタバルタを進む。小気味よくチョコボの足音がリズムを刻む。

マンドラゴラ、、、、、、、、、、、。
ヤグード、、、、、、、、、、、、、、。
クロウラーなど、初めて見る生き物たちを観察しつつチョコボを走らせる。と、不意に乗っていたチョコボがチョップくんを置いて遠くに走り去ってしまった。
ああ、忘れていた。チョコボに騎乗できるのは30分と決まっていたのだ。しかたなく自分の足で走ってウィンダスをめざす。とは言ってももうかなりウィンダスに近い位置まで来ているハズだ。辺りにいる敵も全て「練習相手にもならない」敵ばかりだ。
それにしても不思議な風景だ。ウィンダス連邦をスタート地点に選んだ冒険者にとっては当たり前であり日常の風景なのだろうが、バストゥーク共和国出身のチョップくんにとっては驚きの風景の連続だ。
辺りをキョロキョロしながら進んでいくと遠くに石造りの門が見えてきた。
ここだ!ここがウィンダスへの入り口だ!自然の中にこぢんまりと作られたその門をチョップくんはくぐった。
チョップ:「よっしゃぁ〜〜っ、やっと着いたぞ〜〜〜!」
チョップくんにとって最後の大国となったウィンダスにようやく到着した。

バストゥーク共和国、サンドリア王国にはそれぞれに街の持つ色があった。ここウィンダス連邦はどのような色を見せてくれるのだろうか?非常に楽しみである。

チョップくんは笑顔で街の中に足を踏み入れた。初めましてウィンダス!

※1 チョコボのテーマについて
♪ソ〜ミドミソミド ミ ド ミ〜」と書いたが、楽譜を持っているわけではなく単純に耳コピしただけなので合っているかどうかは不明。なおこのテーマにあわせて「ちょっこぼちょこちょこちょっこっぼ〜」と歌っているがこの歌詞がプレイヤーの中で一般的なものなのかどうかも知らない。何故か俺の中にはこの歌詞がインプットされている。どこで頭にいれたのかさっぱり覚えていない。(笑)

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