街行く冒険者達をよそに相変わらず初期装備ガルカと話しこむチョップくん。しかし相手はNPC。向こうから話題の提供は全く無い。こちらのヒマを埋めようなどというサービス精神は皆無なのだ。さすがにこの状況にも飽きてきたチョップくん、あまりある時間をつぶそうと、、、、、、、、、、
チョコボ:「クッ、クエエエェェッ!!」
こんなことを繰り返しながらとうとう4回の餌やりを終了させた。チョコボクエストのクリアーである。ついに、、、、、ついにこの日がやってきたのだ!チョップくんは一度モグハウスに戻り初期装備から通常の装備に着替え、チョコボ厩舎のブルータスのもとへ急いだ。
なお余談だが、使用人からモノスゴイ勢いでベッドインを拒否されたのは言うまでもない。
ブルータス:「ま、まあいいだろう。紆余曲折はあったがチョコボもお前になついたようだしな。よし、お前にチョコボ免許をやろう。」 チョップ:「オッケーーー。サンクスおっさーん!いよ〜し、早速!」
ぎいぃっ、バタン。
エル姉:「じゃあこのチョコボに乗っていきなさい。チョコボに無理はさせないように。」 チョップ:「おうよ、それじゃあな!」
エルヴァーンのチョコボ係に料金を支払うと、チョコボにまたがるショートムービーが流れ、画面がブラックアウトする。そしてデータダウンロードの文字が表示された。
緊張、歓喜、期待、不安、、、、、、、。様々な感情が入り交じる中、チョップくんはジュノ上層からバタリア丘陵に身を躍らせた。もちろんチョコボで、である。
データダウンロードが終わり、バタリア丘陵のフィールドが画面に表示される。と、瞬間、チョップくんの耳に聞き覚えのあるメロディーが飛び込んできた。FFシリーズを経験したことのある人ならば必ず覚えているであろうそのメロディー。チョコボのテーマである。
♪ソ〜ミドミソミド ミ ド ミ〜
はは。不意な音のプレゼントに思わずニヤリだ。自然と歌詞が口をつく。(※1)
チョコボにまたがるチョップくん。その勇姿にいやがおうにもテンションはあがる。嬉しい。文句無く嬉しい。グスタベルクで、コンシュタット高地で、バルクルム砂丘で、ラテーヌ高原で、、、、、、冒険者達がチョコボを繰る姿を見て羨望の眼差しを送っていたあのチョップくんが今、チョコボにまたがっているのだ。ニコニコ顔で鼻歌を歌いつつコントローラーの左スティックを前方に倒す。たたた、と走り出すチョコボ。風景が後方に流れる。
実は今回チョップくんがチョコボに乗ったのは試乗の意味だけではない。目的地があるのだ。ヴァナディールの4大国の中で唯一チョップくんが未だ訪れていない国、ウィンダス連邦だ。
どきどきしたままウィンダスを目指す。まずはバタリア丘陵からロランベリー耕地を経由しソロムグ原野へとチョコボを走らせる。
チョップくんのチョコボ初騎乗を祝うかのように真っ青に晴れ上がったソロムグの空の元を、颯爽と駆け抜けていく。
チョコボ移動の場合、徒歩移動の際には無い利点がいくつか存在する。移動速度が速いというのはもちろんだがもうひとつ大切な利点がある。どんなに強い敵がいても決して襲われる事が無いのだ。つまり、、、、、、、、、
しばらく走ると陽は完全に落ち、辺りはすっかり夜のとばりに包まれた。 月明かりに照らされたサルタバルタを進む。小気味よくチョコボの足音がリズムを刻む。
バストゥーク共和国、サンドリア王国にはそれぞれに街の持つ色があった。ここウィンダス連邦はどのような色を見せてくれるのだろうか?非常に楽しみである。
チョップくんは笑顔で街の中に足を踏み入れた。初めましてウィンダス!
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