日々つれづれ
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010 涸れた谷のガルすか? |
コツコツと戦闘を繰り返し、すこしずつ遠出ができるようになってきた。6人でのパーティーも経験し、それぞれのジョブの役割りというものがこれまた少しずつ分かってきた。ゆっくりとしたペースではあるがチョップくんは成長しているのだ。 今回はそんな様子を表すこんないちまいからスタート。 |
きました!やっとあの布きれのような初期装備から開放されました。ブラスハーネス、ブラスサブリガにブラスレギンス。頭には以前からつけていたレザーバンダナ。そして両手はコアスガントレット(防御5、回避-3)である。同レベル帯にはスケイルフィンガー(防御3)という両手装備がありこちらの方が一般的な選択肢なのだと思う。しかし多少回避能力が落ちようとも硬い装備を目指すのが戦士の(他ジョブの場合は別)チョップくんなのである。肉弾戦上等。 そして背に輝くは両手鎌「ブロンズザグナル(D14隔480)」である。両手鎌スキルも上げていこうという目論見だ。ビバウォーリアー! 新たな装備を身にまとい、本日受けたクエストは「ダングルフの奇岩」というもの。バストゥーク商業区にいる鉱石マニアのおっさんから、ダングルフの涸れ谷にある珍しい岩を取ってきてくれと依頼されたのだ。オーケーアイシーアンダスタン。チョップくんはバストゥークを飛び出した。 |
ダングルフの涸れ谷に初潜入
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手探り状態で涸れ谷を進む。ふむ。出てくる敵は今のところそう手強くはない。ただしほとんどの敵がリンク(※1)するようである。一匹一匹ならばなんら問題のない敵でも複数となると話は違う。「戦う場合はリンクに細心の注意を払ってから!」そう心に言い聞かせ奇岩を見つけるため谷の奥へと進んでゆく。 |
チョ:「奇岩はどこですか〜?」
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しばらく道を進むと目の前に間欠泉が現れた。 見ると段差はあるものの間欠泉の先も道は続いている。 |
「これって間欠泉に乗れって事だよな、、、、、」 ボソリとつぶやき間欠泉に乗る。すると体は吹き上げる勢いにより段差の上へと持ち上げられた。うむ。先に進めるのはいいのだが果たして道はこれで合っているのだろうか?チョップくんは奇岩の元に近づいているのだろうか? そんな疑問を浮かべながらも奥へ奥へと進んでゆく。気のせいだろうか?徐々に出てくる敵が強くなっている気がする。 歩みを進めると広場のような場所に出た。辺りを見渡すとそこかしこにゴブリンが見受けられる。やはり単体ならば勝てないことはない。しかもゴブリンは装備などのアイテムを落とすようである。涸れ谷に入ってから、もう2つもレザーバンダナを入手している。 |
チョ:「アイテム落とせや〜〜!」
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うんうん、いい感じだ。しばらくここにこもってお金稼ぎしましょうか?うははは。 |
チョ:「次はお前じゃぁ〜〜〜〜!」
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気前よくアイテムを落とすゴブリンを前にし、チョップくんはうかれていたのかもしれない。読者諸氏から言わせれば「またか、、、、」という展開が待っていた。あれほど「リンクには注意」と言っていたにもかかわらず、、、、、、、、、 |
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このザマである。まずいまずいまずいまずい。2匹が相手ではまず勝てない。と言って今から逃げても間に合わない。 どうする?考えろ!この状況で取るべき行動を冷静に判断するんだ! 時間にして2〜3秒といったところだろう。瞬間チョップくんの脳裏にひとつの打開策が閃いた。奥の手ではあるがこれを使うしかない。迷っているヒマなどない。判断が遅くなればなるほど状況は悪化していくのだ。チョップくんは覚悟を決めた。 |
ドシュッ
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「婆さま、赤い光が見えます。」 |
「どんどん増えてるみたい、、、、。」 |
「婆にしっかりつかまっておいで。こうなってはもうだ〜れも止められないんじゃ。」 |
「うたないで!話をきいてぇ〜〜〜〜っ!!」 |
「くそ〜、岩みたいな奴だ。」 |
「あの人は敵じゃないよ、、、、何か叫んでいた、、、、、」 |
「作戦を邪魔する奴はみんな敵だ。はやく囮を谷に放り込まないと俺たちが危ないんだ、、、くるぞ!よ〜く引きつけてからうて!」
BGM♪:「チャカチャカ チャカチャカ チャカチャカ チャカチャカ、、、、」 |
「うぅあああぁぁぁ、、、、、」 |
「ああああ、死ね!」 |
ドシュ ズガッ バキッ ズゴゴゴゴゴ〜 ブシャァッ
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「ガル兄さまが、、、死んじゃった、、、、、」 |
「単に自分の不注意による無駄死にじゃな。お前達、あんなふうになるんじゃないよ。」 |
「はーい。」 |
作戦、見事に失敗である。 「オメーあそこは2時間アビ(※2)じゃねぇの?」というツッコミを聞きながら商業区ホームポイント前でしばし呆然と立ち尽くすチョップくんであった。 なお、今回のつれづれのタイトルが、あの有名なジブリ作品のタイトルのパクリであるという事は内緒である。 |
※1 リンク ヴァナディールに生息する敵の中には集団で襲ってくる習性を持つ者もいる。そのように徒党を組むことを「リンクする、リンクした」と表現する。 ※2 2時間アビ |
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